失敗しないプレタ浴衣選び!絶対見るべきポイントとは
お店や通販でもプレタ浴衣は選ぶのに困るくらいたくさんありますね。
色柄も豊富でお洋服と同じくハンガーに吊るされているので、気軽に品定めもできます。
そんなお手軽なプレタ浴衣ですが、買う前に絶対知っておくべきポイントがあるんです。
失敗しない選び方ありますので、お伝えします。
このポンイントをはずして購入した浴衣は、残念ながら出番が少なくなるかもしれません。
せっかく時間を掛けて、吟味して選んだ浴衣は長く楽しみたいですよね。
絶対見るべきポイントを踏まえて、今年のプレタ浴衣を選ぶといっそう素敵な着姿になるはずですよ^^
プレタ浴衣のココを見ずして購入するな!
見るべきポイントに入る前に基礎知識として、ちょっとお話します。
和服全般に共通する柄の配置
着物は反物から作られます。反物の幅は37cmくらいで縫い合わせて前身頃、後ろ身頃を作ります。
そのときに、必要な長さをはかり生地をどこの部分に配置するか決めます。
上前に織り傷のないキレイな部分を持ってくるとか、柄のいいところを持ってくるなど決定します。
柄のあるものならどの和服でも配置に最善となるように、和裁士さんは考えてくれます。
浴衣でも同じく柄の配置を考えます。
プレタ浴衣の生地は反物ではない
和裁士さんが柄の配置に最善な方法を考えてくれるのが、お仕立ですが、プレタ浴衣は反物で仕立てられることは少ないようです。
洋服生地や浴衣専門に作られた幅の広い生地でつくられます。
背中心は二枚の布を合わせて縫っているのではなく、一枚の布を半分に折り縫い代を取って背中心を作っています。
前身頃とおくみも一枚の布で縫い線を作っていることが多いです。
以上、プレタ浴衣がどのように出来上がって、お誂え浴衣との違いが見えてきたと思います。
プレタ浴衣のサイズは合っていても、試着はするべき
プレタ浴衣はハンガーに吊るされているので、見るべきポイントが見ることができません。
フリーサイズが多いのでMサイズよりは多少大きめなサイズです。
「多分、サイズは大丈夫」と考えてハンガーに吊るされているまま、気に入った柄や色の浴衣を買ってしまうかもしれません。
しかし、是非とも試着してみてください。
着てみて初めてわかることもあるのです。
吊るされている状態では、柄の全体像が把握できなく、インパクトがあり派手な印象の浴衣でも、試着して袖も出てきて全体で見ると案外派手ではなく見えることが多いものです。
試着すると全体に対しての柄の大きさや流れもぱっと目に飛び込んできます。
ココに柄がないとキレイに見えない!その場所とは?
↑上記の画像は、実物のままです。黒地に大胆なライン使いと大きい花柄でレトロな華やかさがあります。
一方こちら↓こちらはどうでしょう?
上記二点の画像の間違い探しお気づきになりましたでしょうか?
そうです。柄が一個ないんです。
左胸のお花を消してみました。
肩山にお花がいるので、寂しさ感があまりでませんが、本来の浴衣の柄の配置ならば左胸にポイントとなる柄があるはずなんです。
ココに柄があるかないかは、実際に広げてみないと、試着してみないとわかりません。
プチプラ中国製だからあるべきところに柄がない、国内有名ブランドのプレタ浴衣だから大丈夫ということではないのです。
もう一箇所見るべき場所があります。
上前の膝辺りです。
黄色い枠の部分ですね。
ココにもイイ柄がないと!
上記画像のような全体的に同じ柄や縞は、あまり関係ないのですが、大きな格子模様は格子のピッチが乱れて違う大きさの格子模様になっていないかどうか確認が必要です。
プレタ浴衣で見るべきポイントのまとめ
1.左胸に柄があるか見る。
2.上前膝辺りに柄があるか見る。
柄付けのみにフォーカスした観点ですが、最低でもこの2点を抑えておくと失敗しないプレタ浴衣選びができます。
このプレタ浴衣は、左後ろ肩も柄欲しい部分にしっかり柄があります。
「絶対見るべきポイント2点」にもきちんと柄が入っていてパーフェクトな柄の配置です。
こちらのプレタ浴衣は中国製でプチプラです。
なので中国製だからNG、ブランド物なら安心と判断ではできないところが難しいのです。
今年の浴衣をこれから選ぶ方、リアル店舗では是非試着してみて「見るべきポイント」を見て判断してくださいね^^
通販ではモデルさんやトルソーで着た状態がわかるものから選んでみてください。
選んだ浴衣が出番の多い夏であればいいですね~
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お早めにチェックしてみてくださいね^^
実はアタクシの実体験からの気づきから得た「絶対見るべきポイント」でした。