最近メルカリ研究をしている キモノDNA LOVEオーナーikumiです。
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出品も購入もしやすいメルカリですが、残念なコトもSNS上でニュースになってたりします。
メルカリで、失敗しないで中古着物を買う方法＝良いお取引をしたと言えるように解説していきます。
最後までご覧になってからメルカリへ行ってみると「なるほど！」と出品者の実像が見えてくると思います。
良いお取引ができるような出品者の見極めができるようになりますよ。
メルカリで中古着物を扱う出品者を見極める
いまのメルカリでは
★家の不用品を出品する人
★呉服店が会社名を出さずに出品
★リサイクルショップの出品
など出品する人も多種多様になっています。
それぞれの出品者のメリット・デメリットと見分け方を考えてみました。
家の不用品を出品する人
■メリット■
●作家物や逸品クラスが、信じられないような低価格で出品されていることがある。
●値下げ交渉に応じてくれる可能性が高い。
●お互い匿名での取引ができる。
■デメリット■
●着物に詳しくない人の場合が多い。
●ゆえに採寸、素材、着用季節など商品説明に記載されていても信憑性が低い。
●きちんとした梱包で送ってくれるとは限らない。
●発送する日が限られて、購入から到着まで日数がかかる出品者も。
■見分け方■
●出品一覧の商品が統一性がなく、バラエティに富んでいる。
●着物だけの出品だけでなく、子供服や本、靴、スポーツ用品なども一覧にある。
●商品説明に 「たんす整理のため」 「断捨離」 などの言葉がある。
●画像が凝ったものではない。（床に平置き、洋服ハンガーに吊るしているなど）
呉服店が会社名を出さずに出品
■メリット■
●商品説明がしっかりしている。
●新品の商品の取扱がある。
●画像が詳細がわかるように撮られている。（大量出品の場合は画像が少ないこともあり）
●到着商品と画像が著しく違った場合は、返品や交換を受け付けてくれることもある。
●きちんとした梱包が期待できる。
■デメリット■
●大量出品者の場合、それぞれの商品にあった商品説明をしていないこともある。
●値下げ交渉不可の場合が多い。
●会社で使っている運送業者の送料のほうがらくらくメルカリ便より安くなるので、匿名での配送が不可の場合もある。
●型落ちや店頭に出せないダメージがある商品を出品している可能性もある。（商品説明に記載があればいいのですが）
■見分け方■
●出品一覧が呉服関連ばかり。
●出品数が多い。
●配送方法がらくらくメルカリ便を選んでいない場合が多い。
●商品画像がきれいに写っている。
●評価コメントに「今回も素敵なお品で、、、」などリピーター購入者がいる。
リサイクルショップの出品
■メリット■
●中古着物でもしつけ糸付の新品もある。
●比較的買いやすい価格設定なっている。
●ひとつのアカウントの出品でもサイズがいろいろある。
●きちんとした梱包が期待できる。
●商品画像と著しく違った場合、返品交換に応じてくれるかも。
●着物専門のリサイクルショップの場合は、正しくて詳しい商品説明がある。
■デメリット■
●着物専門ではない総合リサイクルショップの場合、商品説明に信憑性がないことも。
●らくらくメルカリ便を使用せず、匿名の取引ができないこともある。
●画像と商品説明でのダメージが自分の想像と異なることもある。
●大量出品者の場合、コメントでの要求（追加画像など）に応えてくれない場合もあり。
■見分け方■
●出品一覧がバラエティに富んで、数が多い。（総合リサイクルショップ）
●評価コメントにリピーターと思われるような書き込みがある。
●商品画像が同じようなアングルや、説明文がコピペと思われる文章でどの商品も同じことが書かれている。
●画像で検索するとヤフオクやラクマでも出品している。
一概にどの出品者が良くて、どの出品者が悪いというわけではありません。
ですが、、、
中には「在庫なし」 で購入されてから取寄せしている出品者も存在します。
在庫のないものを出品するのは、メルカリ規則に反しているので、そのような出品者には近づかないほうが得策。
在庫がないのになぜ商品の撮影が出来て画像をのせる出品できるのかというと、
ネットの問屋さんで「ウチの画像を使ってもイイよ！」 という会社があるんです。
そういう画像はだいたい平置きのアングルです。
メルカリでは4枚まで画像を載せられますが、全体像と生地アップ画像くらいで4枚まで画像掲載していません。
業者さんで使っていいよ、と提供されている画像が、4枚もないためです。
メルカリでは、在庫のないものは出品してはいけない規則になっています。
無在庫出品者の出品一覧は、下記のような感じです。（イメージ像です。実際の出品ではありません）
「呉服屋さんが名前を出さずに出品している」 というのは、メルカリには個人アカウントと法人アカウントがあり法人のほうが個人に比べて自由度が少なく、規制がアレコレあるそうなんです。
大量取引している個人出品者もメルカリ事務局から法人への誘導があったりするそう。
企業が出品してダメという文章化されたものは見つけられませんでしたが、メルカリは個人ユーザー向けなシステムになっていると感じます。
メルカリで中古着物を購入する際は、
それぞれの出品者の特性を理解してからのお取引をオススメします。
不明な点はコメントで出品者さんに質問してみてください。
他の購入者の評価コメントも参考にどんな出品者でどんなお着物を扱っているのか把握することも重要です。
「家の不用品を出品する人」のデメリットでも話しましたが、お着物に詳しくなくてもお着物を売っている出品者は存在します。
それについては良い悪いはないです。
家の断捨離で出品している方も大勢いらっしゃいます。
気をつけなくてはいけないのは、誤った商品の説明のしかたをしている場合があるのです。
実際にアタクシが見たものは、
「洗える素材なので夏にぴったりです」← 袷のお着物、ポリエステル製。
「お食事会、同窓会、夏祭り、初詣にどうぞ」 ←袷の道行コート。夏と冬の兼用できる道行コートではありませんでした。
どちらの説明も誤りです。
袷のお着物は夏には着ませんし、夏と冬兼用のコートではないです。（しかも「羽織」と説明していた）
もっともらしく説明しているので、お着物を始めたばかりの初心者さんは信じてしまうかも。
是非とも気をつけていただきたいポイントです。
なかには正直に
「着物についての知識はありませんん。画像で判断してください。広げるとたためないのでこのままの状態でお願いします！」 と いうような方もいらっしゃいます。
確かに着物を着ない方は、たたみ方はわからないよね～と思いました。
初心者さんには少し難易度が高いと感じるメルカリでの購入です。
お着物の価値をご存じなく「ガラクタ処分価格」で値がつけられていることもあるので、お着物に詳しい上級者さんの審美眼なら「お宝」が発掘できることもあります。
これはリサイクル着物好きには、たまらない醍醐味ですね^^
それぞれの出品者のいいとこどりをして、素敵な一枚をゲットできますように応援しています^0^
メルカリの膨大な中古着物の中から探すのは、大変！
見る着物、見る着物、身丈が足りないよ！
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あわせてお読みいただくと通販で中古着物を買う際に迷いがでません。
