暑いけど5月だからやっぱり袷じゃないとだめですよね?
お着物のコーディネイトも頭を悩ませますが、季節にあったものを着る「着用シーズンルール」も同じく悩みどころです。
お着物には裏の付いている「袷(あわせ)」と裏の付いていない「単衣(ひとえ)」、真夏に着る透け透け素材の「紗(しゃ)、絽(ろ)」など種類があります。
それぞれ着用シーズンがあるわけですが、この切替がお着物初心者の方には難しく感じるところだと思います。
お着物に慣れている方でも、迷うところが大きいです。
慣れているからこそ、ともいえるかもしれません。
着用のシーズンルールを知っているからこそ、悩んでしまう。。。
着用シーズンルールとは?
基本的ルールとして言われているものは、
◆10月~翌年5月の間:袷
◆6月と9月の各1ヶ月間:単衣
◆7月~8月:盛夏用の紗、絽。浴衣などもこの時期。
このルールに則ると5月で30度近くある日でも「袷」を着ることになりますが、それはもう無謀とも言える暑苦しさになります。
アタシが存じ上げているお着物の達人(日本舞踊の名取の方)は、20度超えたら「単衣」にするそうです。
長襦袢も夏向けのモノにしたり、筒袖の半襦袢にしたり自分なりのアレンジでOKなんです。
本州では4月なのに夏のような陽気の日が続いたりしましたよね。
そんなときも自分なりのお着物着用ルールで、お天気にあった楽しみ方をしていただきたいと思います。
格式のあるお茶席や結婚式など礼節を重んじるシチュエーションでは、お茶の先生に相談したりしてお決めになったら安心です。
結婚式会場は、冷房が効いているので会場で着替えたりすると季節ルールのままでも大丈夫な場合もあります。
ショップの方では、もう真夏用の絽のお着物を出荷しました。
店主のアタシはいまだ暖房をいれる北海道に住んでいるので、単衣すら程遠く感じているのですが本州はもうそんな気温なのですね。
★★ショップとは、、、「トールサイズのためのリサイクル着物セレクトショップ キモノDNA LOVE」
オーナーのアタクシの好み<クールでモダンな攻めスタイリング>で商品画像を撮っています。
もちろんお着物と帯のセット買いが可能です。
褒められ鉄板コーデが悩まず完成します!